千葉・東金の女児殺害「物証中心の審理を」 障害者団体が申し入れ(産経新聞)

 千葉県東金市で平成20年9月、同市の保育園児、成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害された事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒被告(23)について、知的障害を含む発達障害の当事者や親、医療関係者らで組織する「日本発達障害福祉連盟」(金子健会長)が5日、被告の知的障害に配慮し、供述よりも客観的に物証中心の審理を行うよう、千葉地裁に申し入れた。

 同連盟は昭和49年に結成された、国内唯一の知的障害を含む発達障害関係団体だが、個別の刑事裁判について裁判所に申し入れを行ったのは今回が初めて。

 申し入れは「知的障害においては、『取り調べ』のような、圧力がかかりやすい状況下では、相手の意図や誘導に沿った言動に陥りやすい傾向が強く認められる」と指摘。知的障害者は、供述に必須の時間の概念、客観的な状況認識、自己表現能力などにも問題があるとして「供述以外に比重を置き、客観的で十分に証明された確固たる『証拠』を中心とした審理のあり方でなければ公正の裁判とならない」と指摘している。

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by kemrbhpqmg | 2010-03-11 18:12